1年前の6月
大学の教育実習で「白梅幼稚園」と出会った。
白梅幼稚園と出会ったのは、私にとって2回目の実習だった。
その頃の私はまだ自分の「保育観」というものが明確ではなかった。ただ、「夢を叶えたい」という思いだけは明確だった。
私の夢は、”いくつになっても思い出に残る先生”だ。
私は、自分が卒園した保育園の先生のこと、保育園でなんの遊びが好きだったか、先生が私にどう関わってくれたか、今もずっと覚えていて、子どもの頃と変わらずその先生のことが大好きだ。
私はそんな先生に憧れてこの道を選んだ。
たった2週間の白梅幼稚園での実習だったが、先生達の子どもへの想いを知り、先生と子ども達が本気で笑うその姿を見て、子ども達にとって園での毎日は、忘れられないくらい楽しい日々なんだろうなと感じた。と同時に、私のなりたい”いくつになっても思い出に残る先生”という保育者像と重なり自分の「保育観」が明確になった。
そして、今年の4月1日
私は白梅幼稚園の先生になった。
だが、私の夢はまだ実現していない。
今は上手くいかないことも多いと思うが、これから先、たくさんの経験を重ね、「夢」を与えてくれた先生に感謝、白梅幼稚園の出会いに感謝をし、自分の「夢」を叶えられる日が来るように毎日を大切にして過ごしたい。
H.R