ふるさとでありたいと思う場所に

 暑さ厳しい8月

 

 私が卒業した養成校で、静岡大学教育学部の教授をお迎えして、公開シンポジウム(研修会)が開催された。

 

 研修の申し込み先は、私が学生だった当時にいらっしゃった先生のメール。

 

その名前につい懐かしくなって

「〇〇年度の卒業生です」

「現在働く職場には、当時の同級生が他に2人いて、3人で頑張っていますよ」と書き込んだ。

返信メールには

「当日、声をかけてください。懐かしい話をしましょう」と書いてあった。

 

 

 研修会当日、受付にいらっしゃった先生を見つけ、ちょっとわくわくした気持ちで声をかける。

 

「今日はその3人で来たの?」

残念ながら今回は別の職員と参加していたので、その旨お伝えすると、学生時代の話になったのはもちろんのこと、今、同じ養成校の同級生3人と現役で働いている事を、「すごい事だね!」と奇跡のように喜んで下さった。

 

 

当時は自分が保育者になるために通った場所。

今は子どもたちの育ちを考えるために通う場所。

『誰のために』は、変わったけれど、

『何のために』は、変わらない。『学ぶために』

 

 

今回、懐かしく話をした先生との時間は、

短い時間だったけれど一瞬タイムワープし、

学校を、先生を、

『ふるさと』と感じた。

 

 

 

 白梅幼稚園では、

入園前の園見学の際、保護者に向けて園長が

 

「いつまでも子ども達のふるさとでありたい」

 

と話をする

 

 

白梅幼稚園は

卒園していく子どもたちにとって、

保護者にとって、ふるさとになり得ているだろうか

 

 

自分の足で 自分の速さで歩けるといいな…

そんな願いを込めて

 

幸せをみつけられる人になってほしいな…

そんな希望を持って

 

 

さあ‼︎

今日も子ども達に向き合い、

職員と共に悩み、考え、前に進もう‼︎

 

M.Y