たくさんの出会い

 私たちは仕事でたくさんの子どもたちに出会います。

その分、たくさんの別れもありました。

先生たち同士でも「あの子どうしているかなぁ」と、話題に上がることもあるんですよ。

 

 長々と白梅に居据わる私が一年目に担任した子どもたちは、とうに20歳を超えています。

「もう中学生です」「元気だよ!」「就職決まりました」など…

節目節目に来てくれる子、バスに手を振ってくれる子、お迎え時ひょこっと顔を出してくれる子

卒園してからも繋がっていることがとても嬉しいです。

嬉しい反面考えるのは、

”この子たちになにか伝えることができただろうか…”

ということ

 

 右も左も分からない一年目から、たくさんの子どもたちと共に歩んできた十数年…

時代と共に変化する保育の現場。

自分の保育観に悩み、保育の奥深さを感じる事ばかりです。

 

 人生の中で幼稚園時代はほんの一瞬。

初めての社会、集団生活。

子ども達がこれからの人生楽しく生きていけるように!

そんな願いをもって子どもたちと一緒に過ごす日々。

 

 ふと、思い出した時

何か一つでも卒園児の心に残っていたら嬉しいと思う。

 

たくさんの出逢いに感謝

 

F.Y