引退直前の気づき

 この週末、娘の最後の試合がある。

主人や弟の影響もあるが、中学校に入る少し前から友達とサッカーを習い始め、中学校ではそのままサッカー部に入った。

毎日汗だくで帰ってくる。笑顔で。

 

 先日、娘がこんな話をした。「私、○○先輩の事 尊敬する」

今まではその先輩の事はちょっと苦手と聞いていた。

なぜかというと、その先輩が3年生で娘が2年生の時、とても厳しかったからだと言う。

その事もあって、娘たちが3年生になると、2年生には嫌われないよう、仲の良い関係を築いていた。

でも、練習中、後輩が言う事を聞いてくれない。

 

 一年前を振り返り、気づいたことがある。

「私が嫌われてでも、厳しくしていたら良かったのかな…だったら、○○先輩、すごいね」

 

 何が正解なのかは分からないが、私は娘のその言葉を聞き、

今まで思っていた”苦手”だと言う気持ちが、”尊敬”に変わることがあるのだと知った。

「今から嫌われ役をしても遅くないし、そうやって1年後、後輩たちから尊敬される存在になれたらうれしいね」と話した。

 

 最後の試合、自分達のためにはもちろんのこと、後輩たちに、先輩として良い姿を見せることが出来るよう、頑張ってほしい。

 

O.A