『自分で決断する』
『自分で決めたことに自信を持つ』
今の私に必要なことだと感じています。
私は学生時代や社会人になってからも、自分では”こうしたい!”と思っていても、
間違っていたらどうしよう…共感してもらえなかったら…などを感じ、
自分の意見を伝えられない、自分の考えに自信を持てない性格でした。
しかし、白梅幼稚園で働きだしてからは、乳児保育研究会など多くの研修に行かせていただき、
実践をもとに保育の悩みを相談、解決し、保育について学ぶ機会が増えたり、園内の先生方に
保育を見てもらう公開保育では日頃の保育の良い面を褒めてもらったり、改善点を教えてもらったり
することで、だんだん自分が目指す保育観を見つけることが出来るようになってきました。
保育に正解はなく、子どもはもちろん、自分が楽しいと思うやりたいことをやってみて、違ったと
思えばまた別のことを考えてやってみよう!
このことを教えてくださったのは白梅幼稚園の先生方でした。
褒めてもらったり、自分の考えを認めてもらうのは嬉しいことです。でもまずは、
自分の思ったことを伝えること、やりたいことをやるということをしていかないと、
この嬉しさを感じることは出来ません。
このことから、
『自分で決断する』
『自分で決めたことに自信を持つ』
自分に必要だと感じていたことが子ども達に対する願いにつながってきました。
今、ひよこ組では(0歳児クラス)、子ども達が楽しんでいること、やりたいと思ったことを出来るよう、
担任同士で話し合い、毎日過ごしています。
外に行きたい!と思えば「ぼっ(ぼうし)」と自分の頭を手でポンポンしたり、
靴を自分で履こうとしたりする一つ一つの行動を私たちが喜び、褒めることで、
子ども達は照れ笑いやタッチを求め、嬉しそうなやる気に満ちた表情をしています。
子ども達が今やりたいと思って選んだことを認め受け入れていき、出来たことをたくさん
褒めていく事で、次の挑戦、やる気に繋がるのだと、実感しているところです。
保育者となって、本当に良かったと思っています。最初は”この人誰なの!”と不安そうな
子ども達だったのが、今では「おはよう!」の一言でぎゅ~っと胸に飛び込んでくる程、
慣れてくれました。
毎日繰り返しの「おはよう!」ですが、日に日に大きくなっていく、出来ることが
増えていく子ども達です。
そして毎日違う姿を見せてくれます。
”あ!ずり這いできるようになった!”
”あ!歩けるようになったね!”
”うわ~、ジャンプしようとしている!”
”ズボン自分で履いたね~、すごい!”
”「せんせ~」って言った!友達の名前も呼べるようになったね!”
新しい動きが出来るようになった時、
新しい言葉が増えた時、
子ども達と一緒に飛び上がるほど喜び、
「いぇ~い!」とハイタッチ!をした時の笑顔の輝きは、何とも言えない可愛さです!
その場にいる職員や、お迎えの時にお家の方に成長を伝え、共有し、一緒に喜ぶことが出来て
何より嬉しい、楽しい仕事だと感じています!
C.M