『あの日の憧れの先に⋯』

 私の将来の夢は、4歳の頃から『保育園の先生』でした。
 幼いながらに、先生に甘えたり、話を聞いてもらったりする時間がとても心地よく、「私もこんな先生になりたい」と思ったことを今でもよく覚えています。

 

 小学1年生の時には弟が生まれました。小さな命の成長をそばで見守り、できなかったことが少しずつできるようになっていく姿に家族と共に喜びを感じ、「子どもの成長に寄り添う仕事がしたい」という気持ちが、より強くなりました。
 それから夢が変わることはなく、昨年の4月、『幼稚園の先生』になることができました。

 

 白梅幼稚園では、1年半ほどアルバイトをしていましたが、4月からは担任となり、子どもたち一人ひとりと、より深く関わる毎日が始まりました。朝、「先生おはよう〜!」と元気に登園してくる姿や、昨日できなかったことに挑戦する姿を見るたびに、「もっと楽しいことができそう!」と、わくわくする気持ちでいっぱいになります。

 

 しかし、この10ヶ月間は楽しいことばかりではありませんでした。
 「もっとこうすれば良かったな」「あの時、違う声のかけ方ができたかもしれない」と、保育を振り返っては悩み、反省を繰り返す日々でもあります。思い描いていた保育がうまくいかず、自分の力不足を感じて、悔しくて涙が出てしまったこともありました。

 

 それでも、そんな時に支えてくれるのが、周りの先生方の存在です。悩みを聞いてもらい、アドバイスをいただきながら、「一人で抱え込まなくていいんだ」と何度も気づかされてきました。経験豊富な先生方の言葉や姿から学ぶことは多く、少しずつではありますが、自分なりの保育を積み重ねています。

 

 子どもたちは毎日、同じようでいて同じ日は1日もありません。その一瞬一瞬にしっかりと向き合っていき、沢山のわくわくを一緒に経験していきます!
 そして、これからも感謝の気持ちを忘れず、子どもたち一人ひとりの思いに寄り添いながら、安心して過ごせる保育を目指して、学び続けていきたいと思います。

 

I.H