全国私立幼稚園幼児教育研究機構
第16回幼児教育実践学会
この夏、この研修会へ参加する事は
白梅幼稚園のBig Projectだった
4年間継続して保育を繋げた成果を発表してくれたのは、I﨑Cどり先生
周りの職員も協力を惜しまず
共に悩み考えてくれた
「共同研究者を誰にお願いしようか」と
園長先生から話を振られた時に、私の頭に迷わず浮かんだのは
西南学院大学教授 門田理世先生だった
快く引き受けて頂き、予想通り羅針盤となり発表まで導いてくださった
門田先生のまとめの話の中で
日頃、子ども達を見る私達のまなざしや
子ども達との会話や声かけ
職員間の会話や保育中の姿など
当たり前の事として過ごす日常の中に
研究者である門田先生は独自の視点で、白梅幼稚園の保育を感じ、質の向上に繋がる根拠を見つけ、言葉で意味付けしてくださった
頭を抱え、悩みながら
何年も続けている園内研修
今、ホットな情報は?
今、やるべき内容は?
今、考えるべき環境は?
プランを立て、当日をイメージして、
参加する職員の時間を無駄にしないように…
ファシリテートする自分が困らないように…
と、毎回準備する手書きのプログラムを『可視化している』とにっこりしながらさらりと褒めて下さった
保護者にも協力いただき、繰り返し行う園内研修も、立ち話で子どもの話をする事も、しょっちゅう写真を撮る事も、保育の質を上げ、同僚性を高める要因の一つだと言葉を添えてくださった
私達が意識しているのは、数値化され正解がすぐわかる認知能力ではなく、
今は見えにくいけれど、月日がたって育ちや成果が感じられる非認知能力に対する保育の積み重ね
そんな日々にいつも悩んでいる私は、なかなか自信が持てずにいる
だから答えに近づきたくて、学びの場を大切にする
自分の思考や言動の意味を考え、それがどんな形で現れるのか…
思っているばかりではダメ
言語化し人に伝える事の大切さを実感した
これまでがむしゃらに続けてきたことが、こんな形になっていたのかと
門田先生の言葉で見え、目の前が明るくなった
胸が熱くなって、キュンとして、泣きそうだった
いっしょに過ごす子ども達が
年齢を重ね、生活する環境が変わっても
自分が生きていく世界の中に
『楽しい』を見つけ、ずっと自分を『好き』で歩いていけるように願う
私自身も、白梅幼稚園の職員も
そうありたいと心に響く研修になった
さぁ!今日もまた一日の始まり!
おもしろいを探そう!
楽しい一日にな〜れ!
M.Y