16年間ありがとうございました

私が白梅幼稚園に来たのは、短大を卒業した2006年の春。

 

元々、保育園の先生になりたくて短大に入学した。(私自身が保育園に通っていたので、幼稚園で働くという選択肢がそもそもなかった)

 

そんな私がなぜ白梅幼稚園を就職先に選んだか?

それは、実習に来た時に園の雰囲気がとても良く、子ども達も素直でかわいい子ばかりだったからだ。

「ここで働きたい!」と素直に思った。

 

入職してからは、ただただ”がむしゃら”。

“子ども達のためにがんばらないと!”と毎日必死だった。

たくさん失敗もしたし、心が折れることもあった。そんな時、一緒に支えあった同期の先生には感謝しかない。本当にありがとう。

 

 

8年後、転機が訪れる。

幼稚園が認定こども園になったのだ。

新しく園舎が建ち、未満児クラス増設のため、職員も大幅に増えた。

同じ園にいながら、別の園に来た気分だった。

今まで以上児クラスしかなかったので、未満児クラスのことは何もわからない。

その当時主任をしていた私は、頭がパニック状態だったのを今でも覚えている。

 

その後、結婚、出産を経験し、母となった。母になってわかる保護者さんの気持ちもたくさんあった。以前よりも保護者さんに寄り添った関わりもできるようになったのではないかと思う。

 

 

 

私はこの春、白梅幼稚園を卒園する。 

16年もいると、園歌は体に染み付いているし、毎日当たり前のように幼稚園に来ていたので本当に寂しい。

 

 

私を保育者として、たくさん成長させてくれた白梅幼稚園。

毎日を全力で生きる子ども達と、全力で向き合った16年。

私にとって、かけがえのない大切な時間だった。

この宝物を胸にしまい、私もまた新たなステージにいけるように、これからもがんばりたい。

 

 

 

子ども達、ありがとう。

先生方、ありがとう。

保護者の皆さま、ありがとう。

 

 

そして、白梅幼稚園!ありがとう!!

 

 

 

K.M