笑顔に救われて

 朝からバスで登園してくる子どもたち

真っ先に給食室の窓をたたいて

「今日の給食なぁ~に?」

元気な声で聞きに来る

献立を伝えると

「今日の給食、だぁ~いすき!」

笑顔で走り去っていく

 

何気ない朝の会話

 

 給食の仕事に就き何年経っても

調理をして提供する毎日は

「味はどうだっただろうか?」とドキドキする

 

 中学校や老健施設など幅広い年齢層の場で働いてきたが

年齢に関係なくみんな笑顔で

「ごちそうさまでした」と言ってくれる

 

今日も笑顔を見て

無事提供出来て良かったとホッとする

 

 今はコロナ禍で園でもランチルームを中止している

子ども達の食事の様子を見ることが出来ない事は、残念である

一日も早くコロナが収束して

またみんなと一緒に食べられる日を楽しみに

これからも美味しい給食を作り続けたい

 

毎日

「今日の給食なぁ~に?」と

笑顔で登園してくる子どもたちを待っている

 

Y.H