私が保育の仕事に就きたいと思ったのは、子どもの頃通っていた保育園の担任の先生に憧れたのがきっかけでした。保育園の卒園文集にも書いてあるくらい、幼いころから保育士になりたいという夢を持っていました。
それからは兄弟や親戚の子ども達のお世話をしたり、保育園での職場体験を経験し、自分は小さい子ども達と関わる事が好きだと感じた為、保育の道を目指すようになりました。
しかし、大学で保育を学ぶ中で理想と現実のギャップを感じたり、自分は保育者に向いていないのかなと思ったり、保育の道に進むことをすごく悩んでいた時期がありました。元々考え過ぎる性格で、考え過ぎた結果、失敗する事が怖くて何も行動に起こせず後悔してしまうという事が何度もありました。そんな時に大学の先生から「自分が今一番やりたいと思う事をとりあえずやってみたら？」と言う言葉をかけていただいたことが、前に進むきっかけになり、保育の道に進むことを決心することが出来ました。
就職してからは、毎日子ども達と楽しく過ごしています。もちろん楽しい事ばかりではなく、悩んだり落ち込んだりすることもありますが、子ども達の成長や笑顔が見られると、保育者になって本当に良かったと実感しています。これからも子ども達と共に、自分自身も保育者として成長し、自分の憧れだった先生のようにいつか誰かの目標となれるよう頑張りたいと思います。
T.S
