年長ぞう組のお泊まり保育。
今年のテーマは「宝」
一つ一つの活動に、先生達が力を注ぐ
子どものために
始まる前の、準備
不安なく楽しめるよう、工夫し、計画
トライ!クッキング
カレーライスの材料を切る
慎重に、慎重に
スイカ割り、子どもたちが一巡した後は先生達もチャレンジ!!
プール遊びも今日はスペシャル✨
遊ぶ合間に梅ジュースで乾杯
「炭酸がいいですか〜?」オーダーを聞いてから注ぐ
お風呂は笹に囲まれ、風情を感じる
(前々日、山から笹を切り出すのに30箇所は蚊に刺された!と…)
夕闇が迫る頃
寂しさが押し寄せる様子に
夜を楽しむ演出や、やりたい!と言っていた“宝探し”
泣いたり、笑ったり、驚いたり
夜更け
子どもの寝息を聞き
担任は、翌朝保護者へ伝えるためのおたよりづくりに励む
朝の活動
永尾剱神社付近の散策
最後は、お家の方のお迎えサプライズ
宝物ってなんだろう
お泊まり保育のテーマが決まってから
ずっと考えてきた
子どもにとっての、父母
父母にとっての、子ども
一緒に楽しみ、喜べる仲間
ここを感じてもらいたい
そのための工夫
仕掛け
保護者にお願いしたのは子どもに内緒でのお迎え
(迎えはお父さんか、お母さんが必ず!)
子どもが散策から戻る前に、園で待っていてもらう
子どものいる部屋と、父母の待つ部屋を映像でつなぎ、準備完了
お泊まり保育中に、子ども達が見つけたいくつもの手紙の謎を解いたとき…
「おかえりー!」
廊下の向こうから聞こえる声
「お母さんがいる!」
駆け寄って抱きしめ合う
一対一で向かい合う
話したいこと
聞きたいことが溢れる
その時
担任の目には涙
仕掛けの成功と、保護者へ無事に子どもを返すことが出来た安堵でいっぱいだったことだろう
前夜の宝探しの中で見つけたゼリー
一人3個手にした子どもは
机にゼリーを並べながら、これは妹へ、これは兄へ…とつぶやく
家庭から離れたからこそ
その大切さを体感出来たのだろうか
子どもの活動がA面ならば
先生達の関わりと、思いはB面
表裏一体で創り上げたお泊まり保育は、沢山の荷物を抱えながら親子で帰る姿を見送り、終わった